水処理技術一覧

自動マンガンモニター

日本初!自動溶存マンガン濃度計 MNR-001

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特許出願:特願2014-124484

 

1.本装置は、配水管の黒水対策として送水中のマンガン濃度を常時監視できる日本初の自動計測器です。急速ろ過機に直結し、マンガン濃度が上限設定値以上になれば自動逆洗を開始します。ポンプの流量制御やバルブの開度による制御の二通りがあります。 

 

2.原水マンガン濃度が上昇する可能性がある場合は、本濃度計からの信号を利用し、取水口のバルブ開度調整や閉鎖調整をする対応も可能です。

 

3.これらにより、ろ過水質の安定化、良質化が図れます。

システム

◆最短20分周期での連続測定が可能です。

 

◆計測のための化学薬品は使用していません。

 

◆薬品補充の必要がないためランニングコストが僅かですみます。

 

◆測定後すぐに測定セル・チューブを洗浄能力が極めて優れた洗浄剤により洗浄します。そのため絶えず正確な定期的・持続的測定が可能になりました。

 

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特殊Mnろ材充填急速ろ過塔によるろ過水の自動モニタリングの一例

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自動溶存Mn濃度計MNR-001型の特長

 

(1)水中の溶解Mnをオゾン酸化し、その酸化Mnを吸光光度分析することが第一の特長。

 

(2)測定波長域400nm~500nmを選定したことで遊離残留塩素や硝酸イオンの影響のない測定ができることが第二の特長。

 

(3)O3注入後、3分の静置時間を置き、測光し、安定した計測が出来るようにしたことが第三の特長。

 

(4)本機の通常測定濃度は0.005~0.1mg/L、0.01~0.3mg/L、0.03~3.0mg/Lの三段階です。

セルを取り換えるだけで、高濃度域のMn3.0mg/Lが測定出来ることが第四の特長。

 

(5) 安価なランニングコストの上、小型で省スペースを実現したことが第五の特長

浄水場の対策事例

 

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出典:大阪広域水道企業団